トーコロの幼稚園フォト活用セミナー

卒園アルバムに永遠の思い出を込める

2008年4月8日

★オンリーワン“マイジャケ”の発表も

卒園式を終え新年度が始まったが、多くの幼稚園ではまだ「卒園アルバム」の制作が残っている。一般的には、6月から7月にかけて小学校生活の様子を確認する第1回目の同窓会を開き、そこで本人に渡すケースが多い。子どもたちにとって一生の財産になるものだけに、卒園アルバムの出来栄えには幼稚園側も神経を使う。
そこでアルバム制作の最大手(株)トーコロ(本社=東京都足立区/小林太一社長)は3月28日(金)、日暮里駅前のホテルラングウッドで、日ごろ園児を撮影しているカメラマンらを対象に特別セミナーを開催した。
記念講演は、「思い出工学」という独特の理論で社会構造に斬り込む成城大学の野島久雄教授。「人間社会は思い出で構成されており、思い出が生きるエネルギーを生み出す。その切り札は動画(ビデオ)ではなくイメージを自由に広げられる静止画像だ」と写真の重要性を力説した。
特別講演は総合広告代理店(株)ヒラクの舩渡(ふなと)正展チーフディレクター。忙しい幼稚園の先生方と一緒に、より良い卒園アルバムを作っていくためのプレゼンテーションの具体例、スケジュールの立て方などを指導した。
これを受けてトーコロの小林社長が挨拶。「技術開発には日々努力を重ねて、写真とほとんど変わらない超微粒子(最高画質)のアルバムを作るようになった。しかしコスト圧縮を言われるとその技術も十分に生かせない。幼稚園の卒園アルバムは永遠の思い出が込められた大事な宝であることを、幼稚園関係者、保護者に理解してもらって、一緒に素晴らしいアルバムを作っていきましょう」と呼びかけた。
このセミナーでは、同社のニューアイディアも披露された。ひとつはマイジャケットを略した「マイジャケ」。子ども1人ひとりのアップ写真をアルバムの表紙に焼き込んだものでまさにオンリーワンの一品。さらに、その子が写っている特大見開きページを綴り込む「マイページ」を組み合わせればオンリーワン度はハネ上がる。
同じ発想のアルバムを手作りする幼稚園は増えているが、これを技術化したことで品質の良いものを提供できるようになり、またオンリーワンのアルバムを何冊もつくることが容易になった。実家に1冊だけという旧来スタイルでなく、家族と本人、それに両方の祖父母宅にも置いておくことができる。おじいちゃん、おばあちゃんたちにとっても最高のプレゼントになることだろう。
「幼稚園でどれだけ思い出をつくったかで、その子の人生が変わる」とも言われる。もっと知恵を絞り、カメラマンと一緒に最高のアルバムをつくりあげてほしいものだ。
(株)トーコロ=http://www.tocollo.co.jp/
幼稚園情報センター 片岡 進