うつは自分で治せる

無関心な食生活が「うつ病」の原因

子育てママに治療と予防の献立メニューを

2009年12月6日
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医学博士・渡部芳徳、管理栄養士・山口律奈共著/主婦の友社刊/A5判192頁・ソフトカバー/定価1300円(税別)。

医学博士・渡部芳徳、管理栄養士・山口律奈共著/主婦の友社刊/A5判192頁・ソフトカバー/定価1300円(税別)。

渡部芳徳(わたなべ・よしのり)

渡部芳徳(わたなべ・よしのり)
ひもろぎ心のクリニック理事長。精神科医師、医学博士。
1963年東京生まれ。山梨医科大学卒、米国ノースカロライナ州・デューク大学医学部に留学。同書のほか著書は「パニック障害は治る」「ぐんぐん良くなるうつ病快復ノート」など。
●ひもろぎ心のクリニック
東京都豊島区巣鴨1-20-10
宝生第一ビル5F/03-5940-5547

★希望の幼稚園(30園)にプレゼント
 子ども達に食物アレルギーやアトピー皮膚炎が広がっている一方で、大人には「うつ病」が増えている。環境ホルモンやストレスによる現代の病である。日本の自殺者は1998(平10)年以来ずっと3万人を超え、人口10万人あたりの自殺率ではロシアに次いで世界第2位だ。その約半数が中高年(40〜65歳)の男性で、また全体の55%がうつ病を抱えていたという。
ひと口にうつ病と言っても症状はさまざま。不眠で苦しむ人もいれば眠り続ける人もいる。食欲がなく痩せていく人もいれば、大食いで異常に太る人もいる。要は自分自身を普通にコントロールすることができなくなり、最後は「自分が死んでいくことばかり考え自殺に走る」というものである。
最初にうつ病が現れるのは30代が多い。夫婦や嫁姑の問題で疲れ、それが子育ての悩みにつながる。「あのお母さん、大丈夫かしら」と思い当たる人も多いだろう。なぜ30代から発症するのか。それは若いときからの食生活に原因があるという。
うつ病と食事に関する認識は、今はかなり広がってきたが、最初に警鐘を鳴らしたのがこの本の著者・渡部芳徳氏。同氏が経営する「ひもろぎ心のクリニック」は福島県白河市と東京都豊島区の二カ所に精神医療と介護の施設を持っている。地方田園都市と大都会である。この地域性も考慮した結果わかったのは、うつ病の薬が効く人と効かない人がはっきりわかれ、その背景に食生活の明確な違いがあった。
子どもの頃から食事に無関心で甘い物やインスタント食品でカロリーを賄う生活をしていても、20代までは生物としてのエネルギーが症状を抑えているが、30代になるとそれが利かなくなる。そしてそんな食生活を続けていては、どんな特効薬も役に立たないのである。
この本は、渡部医師が実際に治療した多くの事例を引きながら、それをわかりやすく説き明かしてくれる。その上、うつ病に効果のある料理のレシピがたくさん載っている。豆乳雑炊、発芽玄米豆カレーなど美味しそうなものばかりで、これが治療や予防に役立つと思うと作ってみようという気になるはず。
「子育てママのためのうつ病対策献立」などと銘打って、貴園の園だよりのクッキングコーナーに、毎月一品ずつ掲載していくのも手ではないだろうか。
◆そんな願いを込めて、渡部医師から「ぜひ幼稚園の園長先生たちに読んでもらいたい、保護者に伝えてもらいたい」と30冊のプレゼントがありました。ご希望の方は幼稚園情報センターまでメールかFAXでご連絡ください。ただし先着30人まで。
メール info@yochien-joho.com
FAX 043-273-2716