2013年10月21・22日

旭川市で全日私幼連の設置者園長全国大会

四つの研究講座で新制度、無償化の議論

2013年10月7日

★旭山動物園から学ぶ経営の視点
 全日本私立幼稚園連合会(=全日私幼連/香川敬会長=山口県・鞠生幼稚園)の第29回設置者・園長全国研修大会が2013年10月21・22日、北海道旭川市で開催される。テーマは「明日に向けて私立幼稚園の振興を考える」。全国から約600人の参加が見込まれる。開催概要は下記のとおり。

・会場 旭川グランドホテル(TEL:0166-24-2111)
・21日 13:00〜開会式、14:00〜記念講演、15:45〜行政報告
・22日 09:00〜11:00 四つの研究講座(パネル協議)
(詳しい日程は添付のPDFを参照ください)

 記念講演の講師は旭山動物園園長の板東元氏。演題は「伝えるのは命の輝き」。旭山動物園は1年の半分近くが雪に埋もれ、しかも面積が小さいという厳しい経営環境にあるが、その動物園が日本でもっとも注目され、日本中の動物園を変える牽引力になった。その視点と日々の努力は幼稚園経営にも大いに役立つものと思われる。
 行政報告は文科省幼児教育課の蝦名喜之課長。子ども・子育て支援新制度、幼児教育無償化の動きが佳境を迎えているので、現状と見通しについての報告内容が注目される。
 二日目の研究講座は下記の四つ。

(1)教育「新制度における幼児教育の質について」(パネリスト=大妻女子大教授・岡健氏ほか3人)

(2)振興「これからの私立幼稚園の振興活動〜地方版子ども・子育て会議の状況報告から〜」(パネリスト=全日私幼連副会長・北條泰雅氏ほか4人)

(3)経営「子ども・子育て支援新制度からみた無償化」(パネリスト=全日私幼教育研究機構理事長・田中雅道氏ほか4人)

(4)認定子ども園「新制度と認定こども園、幼保連携型について」(パネリスト=全日私幼連副会長・村山十五氏ほか4人)

(各研究講座の詳しい内容、パネラーの顔ぶれは添付のPDFを参照ください)

※全国大会の開催概要と日程(PDFファイル)
※四つの研究講座の詳細内容(PDFファイル)
※参考:旭山動物園の様子(YouTube動画)